【佐賀県】歴史ある佐賀の銘酒で夏を乗り切る!厳選5銘柄と地元料理の絶品ペアリング

九州

暑い。。。暑すぎる。。。
みなさんこんにちは、週末呑兵衛まこつです。
梅雨が明けた途端、激しい猛暑になりましたね。夜もクーラーをつけっぱなしの状態。夏は大好きなんですが40代も折り返し体力の衰えを感じている今日この頃です。
さて、そんな暑さを吹き飛ばすには、美味しい日本酒が欠かせませんね。今回は、佐賀県の素晴らしい日本酒を紹介したいと思います。

佐賀県は、豊かな自然と清らかな水に恵まれた地域であり、その環境から生まれる日本酒は格別なものがあります。特に、米の生産が盛んな地域であり、佐賀県産の米を使用した酒造りは、高品質な酒を生み出す源となっています。

暑い夏にぴったりの佐賀県の日本酒で、涼やかで贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?それではいってみましょう!

富久千代酒造 「鍋島」

言わずと知れた銘酒ですね。
富久千代酒造は、佐賀県鹿島市に位置する酒蔵で、1790年に創業しました。伝統的な技法と最新の設備を融合させた酒造りを行い、国内外で高い評価を受けています。特に「鍋島」は、平成10年に誕生した銘柄で、オーナー杜氏の飯盛直喜氏が試行錯誤の末に生み出しました。

大吟醸 鍋島 山田錦

受賞歴

  • IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)SAKE部門で最高賞を受賞
  • 全国新酒鑑評会で金賞を複数回受賞

味わい

この大吟醸酒は、兵庫県特A地区産の山田錦を35%まで精米して醸造されています。山田錦は日本酒造りに最適な米として知られており、35%という高い精米歩合は、この酒の品質の高さを示しています。通常、大吟醸酒は繊細で華やかな香りと、なめらかでクリアな味わいが特徴です。鍋島の大吟醸は、フルーティーな香りと綺麗な甘みのバランスが取れた、上品で洗練された味わいが期待できます。

おすすめ料理

佐賀牛のステーキ


佐賀牛は、佐賀県で生産される特選和牛で、肉質が非常に柔らかく、脂肪の質が良いことで知られています。特に、霜降りの美しい肉は、甘みと旨味が豊かで、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
鍋島 大吟醸 山田錦35%の上品でクリアな味わいは、佐賀牛の濃厚な旨味と絶妙にマッチします。特に、肉の脂肪分と日本酒の酸味が調和し、より一層美味しさを引き立てます。この組み合わせは特別な日やお祝いの席にぴったりです。

天山酒造 「七田」

天山酒造は、佐賀県小城市に位置し、1861年に創業しました。自社で米作りから一貫して行い、ミネラル豊富な硬水を使用した酒造りが特徴です。代表銘柄の「天山」は、佐賀県の名峰・天山にちなんで名付けられました。

純米大吟醸 七田

受賞歴

  • 全国新酒鑑評会で金賞を受賞
  • 「SAKE COMPETITION」で高評価を獲得

味わい

この純米大吟醸は、みずみずしく繊細な味わいが特徴で、花のような華やかな香りが楽しめます。口当たりは優しく、甘さが後半まで続くため、飲みやすく、食事との相性も良いです。特に、米の旨味がしっかりと感じられるため、様々な料理と合わせやすいのが魅力です

おすすめ料理

佐賀の有明海の海苔


有明海の海苔は、佐賀県を代表する特産品で、特にその風味と質の高さが評価されています。海苔は、栄養価が高く、ミネラルやビタミンが豊富です。特に、香りが良く、パリッとした食感が特徴です。
七田の純米大吟醸の華やかな香りと、海苔の風味が絶妙にマッチします。特に、海苔の旨味が日本酒の甘さを引き立て、より一層美味しさを感じることができます。

五町田酒造 「東一」

五町田酒造は、佐賀県嬉野市に位置し、1854年に創業しました。米から育てる酒造りを実践し、地元の農家と密接に連携しています。代表銘柄の「東一」は、ワインのようなスッキリとした飲み口から甘口濃厚なタイプまで、幅広いラインナップが特徴です。

山田錦 特別純米酒 東一

受賞歴

  • 全国新酒鑑評会で金賞を受賞
  • 「SAKE COMPETITION」純米酒部門で入賞

味わい

東一の特別純米酒は、精米歩合64%の山田錦を使用し、低温長期発酵で丁寧に醸造されています。洋ナシを思わせる香りが広がり、口に含むとふくよかな旨味が感じられます。スッキリとした飲み口ながら、フルーティーな甘みがあり、飲みやすく、食事との相性も良いです。

おすすめ料理

佐賀のいちご「さがほのか」


「さがほのか」は、佐賀県が誇る高品質ないちごで、甘みが強く、酸味が少なく、果汁が豊富です。この品種は、果実が大きく、鮮やかな赤色をしており、見た目にも美しいのが特徴です。特に、冬から春にかけての時期に収穫されるため、旬の味わいを楽しむことができます。「さがほのか」は、フレッシュな状態でそのまま食べるのが最もおすすめですが、デザートやスムージー、ジャムにしても美味しくいただけます。また、甘さが引き立つため、東一の特別純米酒との相性も抜群です。日本酒のフルーティーな香りと、いちごの甘酸っぱさが調和し、特別なひとときを演出します。

矢野酒造 「竹の園」

矢野酒造は、佐賀県鹿島市に位置し、1796年に創業した日本酒の蔵元です。長い歴史を持つこの酒蔵は、伝統的な製法を守りながら、現代の味覚に合わせた酒造りを行っています。地元の米や水を使用し、地域の特性を活かした高品質な日本酒を生産しています。特に純米酒や大吟醸などの製品が評価されており、フルーティーで飲みやすい味わいが特徴です。地元の素材を大切にし、手間をかけた酒造りを行うことで、独自の風味と深い味わいを実現しています。

竹の園 純米大吟醸 愛山

受賞歴

  • 全国新酒鑑評会で入賞
  • 九州国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞

味わい

竹の園 純米大吟醸 愛山は、愛山米を使用しており、華やかな香りとまろやかな甘みが特徴です。口に含むと、フルーティーな香りが広がり、後味はすっきりとした清涼感があります。非常に飲みやすく、食事との相性も良いです。東一 山田錦 特別純米酒は、精米歩合64%の山田錦を使用し、低温長期発酵で醸造されています。洋ナシを思わせる香りが広がり、口に含むとふくよかな旨味が感じられます。スッキリとした飲み口ながら、フルーティーな甘みがあり、飲みやすいのが特徴です。

おすすめ料理

有明海の干潟で採れるムツゴロウの唐揚げ

ムツゴロウの唐揚げは、独特の風味と食感が楽しめる料理です。ムツゴロウは、主に九州地方で捕れる魚で、特に有明海で多く見られます。唐揚げにすることで、外はカリッと、中はふんわりとした食感が楽しめます。
このムツゴロウの唐揚げには、竹の園 純米大吟醸 愛山や東一 山田錦 特別純米酒などの日本酒がよく合います。これらの日本酒のフルーティーな香りと旨味が、ムツゴロウの独特な風味を引き立て、食事を一層楽しませてくれます。

幸姫酒造 「幸姫」

幸姫酒造は、佐賀県の伝統的な酒蔵で、地元の米や水を使用して日本酒を醸造しています。創業は1980年代と比較的新しいですが、地元の風土や文化を反映した酒造りに力を入れています。特に、佐賀県産の酒米を使用し、手間をかけた丁寧な製造プロセスが特徴です。
特に純米酒や大吟醸酒の製造に力を入れており、米の旨味を最大限に引き出すための精米歩合にこだわっています。清らかな水と新鮮な米を使用し、発酵管理にも注意を払うことで、フルーティーで飲みやすい日本酒を生み出しています。

純米大吟醸 幸姫

受賞歴

  • 全国新酒鑑評会で入賞
  • 佐賀県酒類鑑評会で優等賞を受賞

味わい

芳醇な香りと、まろやかな口当たりが特徴。後味にほのかな甘みが残ります。

おすすめ料理

佐賀の鯉の洗い


佐賀県で捕れる鯉は、淡水魚として知られ、特にその鮮度と味わいが評価されています。鯉の洗いは、鯉を生のまま薄切りにし、酢やポン酢でいただく料理です。新鮮な鯉は、しっかりとした食感と淡白な旨味があり、特に夏場に人気があります。鯉の洗いは、さっぱりとした味わいが特徴で、日本酒との相性が抜群です。竹の園 純米大吟醸 幸姫のフルーティーな香りと、鯉の淡白な旨味が調和し、特別な食事のひとときを演出します。鯉の洗いは、薬味としてネギや大葉を添えると、さらに風味が増し、食欲をそそります。

結び

暑い夏こそ、美味しい日本酒で爽やかに過ごしたいものです。佐賀県の豊かな自然と伝統が生み出す銘酒たちは、どれも一度は試していただきたい逸品ばかりです。ぜひ、佐賀の地酒とともに素敵な夏のひとときをお楽しみください。それでは、また次回の紹介をお楽しみに!週末呑兵衛まこつでした。

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