こんにちは、週末呑兵衛まこつです!
8月に入り、夏も本格的になってきましたね。今年は記録的な猛暑が続いており、熱中症には十分気をつけてくださいね。
最近の私はぽっこりお腹が気になり少し食べ物に気を使ってます。とあるYoutubeを見て、結局は目標の体重に合わせたカロリーを摂取すれば自ずとその体重になっていくと言ってました。思い起こせばちょいちょいオヤツを口にしていたなと思います。仕事でお土産とか貰うと有り難く頂いちゃうんですよね。この間食を2週間ほど前から抑えてます。まだまだ効果は感じてませんが。。。
雑談はさておき、今回は長崎県の日本酒についてご紹介します。長崎といえば美しい自然や歴史的な観光スポットが有名ですね。異文化の漂う長崎の雰囲気は私もとても好きで、数回旅行に行った事もあります。そして美味しい日本酒もたくさんあります。特におすすめの酒造を選び、それぞれの酒造の紹介とおすすめ商品をレビューします。そして、各日本酒に合う長崎県の名産品もご提案しますので、ぜひ参考にしてください。
重家酒造(おもやしゅぞう)
重家酒造は、長崎県壱岐島に位置し、江戸時代から続く伝統的な酒造です。壱岐焼酎で知られるこの酒蔵は、近年では日本酒にも力を入れています。地元の良質な米と水を使い、丁寧な手仕事で造られる日本酒は、多くのファンに支持されています。
横山五十(よこやまごじゅう)
- エピソード:「横山五十」は、長崎県壱岐島の重家酒造が造る日本酒です。その名前の由来は、造り手の苗字「横山」と、山田錦を50%まで精米していることからきています。50%という高い精米歩合は、大吟醸酒の証であり、その酒質の高さ、そして造り手のこだわりを物語っています。
世界的な日本酒プロジェクト「SAKENOMY」に出品され、高い評価を得た「横山五十」。その背景には、山田錦の可能性を最大限に引き出したいという造り手の熱い情熱があります。壱岐の美しい自然と、造り手の技が融合した「横山五十」は、まさに日本酒の芸術と言えるでしょう。 - 精米歩合:50%
- 味わい:マスカットのようなフルーティーで華やかな香りが特徴です。口に含むと、果実をかじったようなジューシーな甘みが広がり、後味はすっきりとしています。このバランスの取れた味わいは、特に冷やしてワイングラスで楽しむのに適しています。
- 郷土料理で至福のペアリング:壱岐牛のたたき
横山五十のフルーティーな香りと甘みは、壱岐牛のたたきの濃厚な味わいと絶妙に調和します。冷やした横山五十は、たたきの軽い脂っぽさをさっぱりと切り、口中をリフレッシュさせます。その繊細な味わいは、壱岐牛の高品質な肉質を一層引き立てます。横山五十を冷やしてワイングラスで楽しむことで、その香りを十分に感じることができます。壱岐牛のたたきを一口食べた後に横山五十を少し飲むことで、味わいの変化を楽しむことができます。
森酒造場(もりしゅぞうじょう)
森酒造場は、長崎県南島原市に位置し、1918年に創業されました。地元の米と水を使用し、地域に根ざした酒造りを行っています。森酒造場は、手作りの伝統を守りながらも、現代の技術を駆使して高品質な日本酒を提供しています。特に、地元の食材を活かした製品開発にも力を入れており、地元の人々からも愛されています。
飛鸞(ひらん)
- エピソード:県独自の酒米が無い中で、長崎にある蔵として特色を出したいという想いから使用し出したお米でもあります。穏やかな香りに「にこまる」の旨味を存分に生かした気兼ねなく飲んで頂けるお酒です。にこまるの名前の由来でもあります、食べたらニコっと笑顔になるお米と同じ様に飲んで自然と笑顔になって頂けるお酒であって欲しいという想が込められております。
- 精米歩合:45%
- 味わい:繊細で芳醇な香りが楽しめる一品。口当たりが滑らかで、優雅な余韻が続きます。バランスの取れた甘みと酸味が特徴で、食事とともに楽しむのに最適です。
- 郷土料理で至福のペアリング:岩牡蠣
長崎産の岩牡蠣は、濃厚な味わいが特徴です。飛鸞のフルーティーな香りが、岩牡蠣の濃厚な旨みを中和し、爽やかな味わいに仕上げます。岩牡蠣の時期には、ぜひ飛鸞と合わせてみてください。
福田酒造(ふくだしゅぞう)
福田酒造は、長崎県の美しい壱岐島に位置し、1718年に創業されました。300年以上の歴史を誇り、壱岐焼酎で有名ですが、日本酒も手がけています。福田酒造は、地元の米と清らかな水を使い、伝統的な製法を守りながらも、最新の技術を取り入れた酒造りを行っています。特に、自然環境に配慮した酒造りが評価されています。
長崎美人 大吟醸
- エピソード: 長崎美人大吟醸は、長崎県の自然豊かな環境で育まれた酒米を使用し、伝統的な技法で丁寧に醸造されています。地元の風土や歴史に根ざした酒造りを行い、美しい長崎の風景と調和するような、繊細で優雅な味わいが特徴です。この大吟醸は、長崎の美しさと人々の心を反映した日本酒として、多くの地元の人々や観光客に愛されています。
- 精米歩合: 50%
- 味わい: 長崎美人大吟醸は、フルーティーで華やかな香りが広がり、口に含むと柔らかく滑らかな舌触りが楽しめます。心地よい甘みと酸味のバランスが絶妙で、後味は清涼感があり、すっきりとしたキレがあります。この上品な味わいは、幅広い料理と合わせやすく、多くの食卓で親しまれています。
- 郷土料理で至福のペアリング:長崎ちゃんぽん
日本酒とちゃんぽんの組み合わせは、一般的にはあまり知られていないですね。
大吟醸の洗練されたフルーティーな香りが、ちゃんぽんの滋味深い味わいを上品に包み込み、互いの個性を際立たせることで、予想外のハーモニーを生み出します。濃厚なスープには、ほんのりとした甘みが特徴の大吟醸が特に相性が良く、贅沢なマリアージュが楽しめるでしょう。
今里酒造(いまざとしゅぞう)
長崎県東彼杵郡波佐見町に位置する今里酒造株式会社は、1772年(明和9年)の創業以来、250年以上にわたって酒造りを続けてきた歴史ある蔵元です。地域の風土に根ざした米と水にこだわり、伝統的な手法を守りながら丁寧な手造りの酒を追求しています。
波佐見町は陶磁器の産地としても有名で、今里酒造は地域の文化や産業と密接に関わりながら、長崎県の酒造文化を支える重要な役割を果たしています。地域性と伝統的な製法へのこだわりが、六十餘洲の独特の味わいを生み出し、時代のニーズに合わせた酒造りを行いながら、地域に根ざした日本酒を提供し続けています。
六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)
- エピソード: 「六十餘洲」は、古代の日本において、日本の国土を指す言葉として用いられていました。日本の広大さを表現したもので、全国に広がることを願って命名されました。
- 精米歩合: 50%
- 味わい: フルーティーで華やかな香りが特徴の吟醸酒や大吟醸酒が多く、味わいは淡麗でスッキリとしています。特に吟醸酒は、リンゴのような華やかな香りが楽しめる「ハナ吟醸」や、食中酒として楽しめる「味吟醸」などがあります。
- 郷土料理で至福のペアリング:鯵のタタキ
六十餘洲の爽やかな酸味が、生姜の風味と見事に調和し、爽快な味わいを生み出します。
結び
今回は、長崎県のおすすめ日本酒とその酒造をご紹介しました。それぞれの酒造が持つ歴史や伝統、そして特徴的な味わいを楽しんでいただければと思います。また、各日本酒に長崎の郷土料理も一緒に味わってみてください。今年の夏は、長崎の日本酒とともに涼やかなひとときをお楽しみください。
ではまた、乾杯!
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