こんにちは、週末呑兵衛まこつです。秋の深まりとともに、日本酒が恋しくなる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。おっと恋しくなるのは通年でした(笑)
食欲の秋でもあり、丼物と麺類のペアリングが多くなりがちです(汗)。年甲斐にもなく頼んでお腹いっぱいになってから後悔するといったパターンです。やはり食べ物は適量が一番美味しいですね。
さて、今回は岩手県が誇る日本酒の魅力についてご紹介します。北上山地の清冽な水と、南部杜氏の卓越した技が生み出す岩手の日本酒は、濃醇な旨味と柔らかな口当たりが特徴です。実は岩手県は、日本三大杜氏の一つである南部杜氏の本拠地。その伝統の技と、「吟ぎんが」や「ぎんおとめ」といった岩手県独自の酒造好適米が、個性豊かな日本酒を生み出しているんです。
それでは、岩手を代表する5つの銘柄と、それらに合う郷土料理をご紹介しましょう。冷えた体を温める「ひっつみ」や、三陸の海の幸を使った「いかそうめん」など、岩手の味覚と共に楽しむ日本酒の世界へ、皆様をご案内いたします。。
岩手県の日本酒の特徴
岩手の日本酒は、以下の特徴を持っています。
- ミネラル豊富な水:奥羽山脈や北上高地の伏流水を使用
- 独自の酒造好適米:「吟ぎんが」「ぎんおとめ」などを活用
- 南部杜氏の伝統技術:日本三大杜氏の一つとして知られる
- 濃醇な味わいと柔らかな口当たり:米の旨味を存分に引き出す
良いですねえ。想像するだけでも美味さが広がります。では紹介していきましょう。
南部美人 純米大吟醸(二戸市)
折爪馬仙峡の恵み、華やかな至高の一滴
南部美人 純米大吟醸 酒未来 720ml
南部美人 純米大吟醸 酒未来 1800ml
まずご紹介するのは、二戸市の南部美人が誇る「南部美人 純米大吟醸」です。
グラスに注ぐと、透明感のある美しい黄金色が目を楽しませます。華やかな吟醸香が広がり、一口含むと、ふくよかな米の旨味と爽やかな後味が絶妙なハーモニーを奏でます。
この銘酒は、岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を使用し、折爪馬仙峡の伏流水で仕込んでいます。
おすすめの郷土料理:ひっつみ
岩手の郷土料理「ひっつみ」との相性が抜群です。小麦粉の生地と野菜の優しい味わいが、純米大吟醸の繊細な風味を引き立てます。
あさ開 純米大吟醸(盛岡市)
大慈清水が奏でる、やわらかな岩手の調べ
あさ開 純米大吟醸 720ml
次にご紹介するのは、盛岡市のあさ開が醸す「あさ開 純米大吟醸」です。
グラスに注ぐと、透明感のある美しい黄金色が目を楽しませます。さわやかでフルーティーな香りが広がり、一口含むと、やわらかくまろやかな甘みと米の旨味が絶妙なハーモニーを奏でます。
この銘酒は、岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を100%使用し、50%まで精米。南部杜氏の伝統技術と、平成の名水百選に選ばれた「大慈清水」を使用して仕込んでいます。
おすすめの郷土料理:わんこそば
岩手県の郷土料理「わんこそば」との相性が抜群です。そばの香りと純米大吟醸のクリアな味わいが見事にマッチします。
あさ開 純米大吟醸は、岩手の豊かな自然と南部杜氏の技が結実した逸品といえるでしょう。ワイングラスのような形状の香りを存分に楽しめるグラスで、特別な日の晩酌や大切な人への贈り物としても最適な一本です。
GI岩手認定を受けており、岩手県の風土が育んだ正真正銘の地酒として、その品質が保証されています。ぜひ、この銘酒を味わい、岩手の風土と文化を感じてみてください。
南部の雫 純米大吟醸(二戸市)
伝統と革新が織りなす、二戸の液体宝石
[南部の雫 純米大吟醸 × 大吟醸] ギフトセット
最後にご紹介するのは、二戸市の南部美人株式会社が醸す「南部の雫 純米大吟醸」です。
グラスに注ぐと、透明感のある美しい黄金色が目を楽しませます。華やかな吟醸香が広がり、一口含むと、繊細な味わいとフルーティーな香りが絶妙なハーモニーを奏でます。
この銘酒は、岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を100%使用し、40%まで精米。南部杜氏の伝統技術と現代の醸造技術を融合させて仕込んでいます。
おすすめの郷土料理:岩手県産短角牛の刺身
岩手県の郷土料理「短角牛の刺身」との相性が抜群です。肉の繊細な旨味と、純米大吟醸のクリアな味わいが見事にマッチします。
南部の雫 純米大吟醸は、岩手の豊かな自然と南部杜氏の技が結実した逸品といえるでしょう。特別な日の晩酌や、大切な人への贈り物としても最適な一本です。ぜひ、この銘酒を味わい、岩手の風土と文化を感じてみてください。
赤武酒造 AKABU 赤武 純米酒(大槌町)
復興の想いを込めた、フルーティーな岩手の誇り
赤武酒造 AKABU 赤武 純米酒 720ml
赤武酒造 AKABU 赤武 純米酒 1800ml
続いてご紹介するのは、大槌町の赤武酒造が醸す「AKABU 赤武 純米酒」です。
グラスに注ぐと、透明感のある美しい琥珀色が目を楽しませます。白桃を思わせるフルーティーな香りが広がり、一口含むと、爽やかな果実味と程よい酸味が絶妙なハーモニーを奏でます。
この銘酒は、岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を60%まで精米し使用。若き6代目杜氏の古館龍之介氏を中心に、伝統の技と革新的なアプローチを融合させて仕込んでいます。
おすすめの郷土料理:南部せんべい汁
岩手県の郷土料理「南部せんべい汁」との相性が抜群です。せんべいの香ばしさと純米酒のフルーティーな味わいが見事に調和します。
AKABU 赤武 純米酒は、岩手の新しい時代を切り開く逸品といえるでしょう。冷酒からぬる燗まで幅広い温度帯で楽しめ、食中酒としても活躍します。特別な日の晩酌や、日本酒初心者の方への入門編としてもおすすめの一本です。
東日本大震災からの復興のシンボルとしても知られる赤武酒造。この銘柄を通じて、岩手の復興への思いと、新たな挑戦の精神を感じ取ってください。
酔仙 特別純米(大船渡市)
三陸の海風香る、柔らかな純米の真髄
酔仙酒造 特別純米酒 岩手の地酒 [ 日本酒 720ml ]
最後にご紹介するのは、大船渡市の酔仙酒造が醸す「酔仙 特別純米」です。
グラスに注ぐと、澄み切った淡麗な色合いが目を楽しませます。柔らかい口当たりと膨らみのある味わいが特徴です。
この銘酒は、岩手県産の酒米を使用し、三陸の清冽な水で仕込まれています。
おすすめの郷土料理:いかそうめん
三陸名物「いかそうめん」との相性が抜群です。いかの繊細な味わいと特別純米のすっきりとした味わいが見事にマッチします。
結び
いかがでしたか? 岩手県の5つの銘酒と郷土料理の魅力をお伝えできたでしょうか。
岩手県の日本酒は、その土地の気候や水、そして南部杜氏の技術が生み出した逸品です。それぞれの銘柄に、岩手の豊かな自然と伝統が詰まっています。
秋の夜長に、一杯の岩手の日本酒を片手に、南部富士と呼ばれる岩手山や、三陸の荒々しい海を思い浮かべてみてはいかがでしょうか? きっと、岩手の風土が育んだ味わい深い日本酒が、皆さまの心に染み入ることでしょう。
機会があれば、ぜひ岩手県を訪れて、地元の料理と共に本物の味を体験してみてください。きっと、想像以上の感動が待っているはずです。
それでは、岩手の日本酒で乾杯!
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